世代や国境を越え、果敢に挑戦地域の困りごとを一つずつ解決

キャレオスホールディングス株式会社

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行動力と実践力が強み

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 「人を思いやる」を合言葉に、シニア、ジュニア、国際、コンサルティング、地域共創の5つの領域で成長を続けるキャレオスホールディングス。世代や国境を越え、解決が急がれる社会課題に果敢に挑み、新たなビジネスモデルを構築してきた。現在と半歩先の未来に必要なサービスは何かを常に問いかけ、質の高い先進サービスを提供する。社名は「CARE FOR OTHERS」を基にした造語で、思いやりの輪、人と人とのつながり、細やかな心遣い、支え合う喜びを多くの人に届けるという思いを込めた。

総合福祉事業の展開加速

 2002年に福祉事業に参入。現在は介護福祉サービス「ゆうゆう」を17拠点48事業所、放課後等デイサービス「夢門塾」を36事業所、放課後児童クラブの受託運営を40教室、保育園14、訪問はりきゅうマッサージ2、就労継続支援B型、自立訓練・就労移行支援「リッツ」、福祉用具レンタル・販売、住宅改修を各1、インドネシアの日本語職業訓練校6校を運営する。藤井社長は「地域の皆さまのお困りごとを一つ一つ解決していくことにやりがいを感じています。出発点の介護事業は少子高齢化が進む中、今後極めて重要になると判断。同事業を起点に次の課題を見つけ、数珠つなぎに領域が広がりました。どこよりも早く、とにかく実践してみる、その行動力が当社の強みだと自負しています」と話す。

インドネシアに日本語職業訓練校

 インドネシアで全寮制の日本語職業訓練校「フジアカデミーバリ デンパサールアヤニ校(定員年240人)」、「同シンガラジャ校(同240人)」、「同スディルマン校(同600人)」など6校を運営。日本で働きたい現地の看護大・専門学校卒業生を入学金無料で受け入れ、半年間の教育カリキュラムを経て日本国内に人材紹介している。26年までに10拠点・同2000人体制を計画する。
 日本国内では少子高齢化の加速によって多くの分野で人手不足が深刻化しつつある。その中でも特に需要の高い介護人材の確保に向け、インドネシアの豊富な労働力を活用する。外務省が19年に創設した在留資格「特定技能」の取得に向けた研修に加え、日本語と介護教育、入国手続きなどを一貫支援。将来は育成分野を農業や食品製造、ホテル、外食産業にも広げたいとする。
 24年2月にはインドネシア保健省と同国医療関連商社、同国日本語学校(送り出し機関)の4者間で、日本とインドネシアとの医療・介護分野での人的連携強化に関する基本合意書を締結した。

統合力と経営実行力が強み

 20年代に入り、同HDは「理念と現場力の共鳴」を方針に積極的なM&A戦略を展開。22年には保育園9園を承継したほか、関東で3園を運営する企業を25年にグループ化。26年には岡山市でこども園を開く計画だ。また24年には同市内の高齢者住宅も購入。数字だけでなく〝人〟の価値や施設の想いを重視し、統合後も現場で働く人々の力を最大限に生かせる環境づくりに注力している。「地域の課題を、共に解決する仲間を増やす」という目標のもと、今後も地元広島と関東圏での発展を目指す。



会社概要

キャレオスホールディングス株式会社
本  社:福山市新市町戸手102-1
設  立:1984年5月
資 本 金:900万円
売 上 高:58億5189万円(2025年4月期、グループ計)
従業員数:1312人(2025年4月現在、グループ計)
事業内容: 介護福祉事業、児童福祉事業、放課後児童健全育成事業、保育事業、障がい福祉事業、訪問鍼灸マッサージ、日本語学校、海外職業訓練校、外国人専門職業紹介エージェント、コンサルティング事業、不動産賃貸業・サブリース事業(グループ全体)
T E L:0847-54-2720
U R L:https://www.careoth.com/
※2025年9月当時の情報です。