M&A・事業承継を中心とする資本政策パートナー

経営者に伴走し、事業の継続・成長を支援

地域の経営者に伴走 継続・成長を支援

　2018年に創業した資本政策コンサルティング会社。「地域密着・顧客密着の資本政策プロフェッショナルとして、関わる人々の幸せに貢献する」ことを基本理念に掲げ、広島を拠点に、M＆A・事業承継・資本政策のコンサルを手掛け、中小・中堅・上場企業からスタートアップまで幅広くサービスを提供する。
　ビジョンは「地域企業を次のステージへ導くこと」。現在、金融機関や国の経済行政出身者らスタッフ25人を抱え、そのうち税理士2人、会計士3人。税理士・会計士・地域金融機関経験者をはじめ、中小企業診断士等の専門家人材を積極的に採用募集しており、ワンストップで経営課題を支援できる体制を整える。
　地元に根差すことで、地域をよく知る利点を生かし、経営者に寄り添う特有の経営方針を貫く。李志翔代表は、「技術の進化と価値観の変化により、社会や事業環境が急激に変わる時代となり、地域企業もその変化にいかに対応し、挑戦を続けていくかが問われています。地域経済の成熟と共に、経営者の高齢化と後継者不在による事業承継問題が差し迫る中、M＆Aを活用した事業の承継・転換・成長は、地域企業に求められる重要な経営戦略です。M＆Aと事業承継を通じて、地域企業の『成長』と『永続』を支援します。元気な地域企業が、より成長することで、次代に続く企業・産業が産まれ、持続可能な地域社会ができると信じています」と語る。
　創業から7年で300件超のM＆A・事業承継をサポート。特にM＆Aは建設業をはじめ、食品卸や製造業、運送業等、地域に根差した幅広い産業に対応。公認会計士・税理士等の専門家が在籍し、地場と首都圏まで含めた広域のネットワークを活用しつつ、M＆Aだけでなく、親族内・従業員承継も含め、選択肢を提案できる点が地域経営者から評価を得る。経営者に伴走し、M＆A後も丁寧なフォローを尽くす。

岡山支店を開設

　25年、中国地域での支援体制強化に向けて、岡山市に新たな支店を開設した。岡山は重化学工業、農業、アパレルなど多様な産業が集積する地域で、地域特有の資本の課題に対応しながら、企業の継続・発展を後押し。新支店を担当するのは岡山出身で、地域金融機関においてM＆A業務を担っていた人材。地域企業への想いは強い。

不動産鑑定専門会社

　さらに、不動産鑑定事業を担う「クレジオ総合鑑定（株）」（住所同、金河哲成社長）を構え、工場等、中小企業の事業承継で論点になりがちな不動産への専門性を高めることで、経営者に提供する付加価値の幅を拡大。不動産鑑定士は社長含め大手不動産鑑定機関出身の2人が在籍。2人とも不動産鑑定士として10年以上の経験があるほか、代表の金河氏は中小企業診断士の資格も持つ。

地域経営者に愛される会社へ

　地域企業の多様な課題に対応可能な体制を構築する同社。李社長は、「M＆Aを通じて地域企業の成長を支援し、上場を成し遂げる企業の後押しができれば、地域活性化に直結します。挑戦と学びを繰り返しながら、地域経済に貢献していきたい」

会社概要