三井不動産グループの地域法人「三井のリハウス」や「三井のリパーク」
三井不動産リアルティ中国株式会社
地域に根差し、不動産全般をワンストップ支援
「三井のリハウス」ブランドで戸建てやマンション、土地といった不動産の売買・賃貸の仲介をはじめ、事業用・投資用不動産のコンサルティング、時間貸し駐車場運営の「三井のリパーク」、新築分譲マンションの販売代理などを手掛ける。三井不動産リアルティグループの地域法人で、広島県、岡山県を中心に中四国で事業を展開。不動産大手のノウハウ、ネットワークを生かしつつ、地域に根差した営業を続ける。
個人向け不動産仲介を行う三井のリハウスは、全国に269店舗(2025年6月3日時点)を展開し、地域ごとの住まいや暮らしに関する情報を提供。広島県に5センター、岡山県に2センターを構える。24年度は同グループでの全国売買仲介取扱件数が3万8103件となり、39年連続の全国NO.1となった(個人向け不動産仲介件数および法人向け不動産仲介を含む取扱件数)。
売買に限らず、賃貸や不動産活用、相続など多様な顧客ニーズに応えるため、スタッフの研修やデジタル技術を活用したサービスの向上にも取り組み、住まいを通してより豊かな未来の実現に貢献している。
事業用・投資用不動産の仲介や不動産コンサルティングなどを手掛けるソリューション事業は、法人向けをメインに手掛けてきた。23年4月に発足した、主に富裕層を対象とした個人向け営業を担う専属グループでは相続や資産形成など、きめ細かな支援を実施。法人と個人をまたぐ多様なニーズに対して手厚いソリューションを提供していく。
駐車場事業の三井のリパークは、土地オーナーに不動産の有効活用の一つの選択肢として駐車場を提案。全国で25万台を超える運営管理実績があり、段差のないロックレス式駐車場やQR式決済・スマホ決済の導入など利用者に優しい駐車場を目指している。中四国管内では約800カ所を運営し(25年5月時点)、近年は中心市街地の平面駐車場だけではなく、自治体や商業施設、病院などが管理する大型立体駐車場などの運営受託も伸ばしている。
21年秋からは会員制のカーシェアリングサービス「三井のカーシェアーズ」(24年2月に「カレコ・カーシェアリングクラブ」からブランド名を変更)を三井のリパーク内で本格的に始めた。24時間いつでもインターネットで簡単に予約でき、幅広い車種ラインナップが好評を得ている。
地域貢献活動にも積極的に取り組む。広島ドラゴンフライズのスポンサードゲームをはじめ、サンフレッチェ広島や広島交響楽団、ひろしま美術館などに協賛する。22年からは安佐動物公園(安佐北区)内にある小動物とのふれあいゾーン「ぴーちくパーク」の命名権を取得し、愛称を「三井のリハウス ぴーちくパーク」とした。広島県を中心とした中国エリアの出身者が多く、地元愛が強い社員が多い。
ワークライフバランス支援や福利厚生の充実も進める。勤続年数5年ごとに連続5日間の有給休暇を取得できるリフレッシュ休暇をはじめ、仕事も育児も両立させるため、女性だけでなく男性も育児休業を取得しやすい職場づくりを進めている。また宅地建物取引士の資格取得を支援しており、法令では組織の5人に1人が資格の保有を必要とするが、同社は全社員が取得を目指し、サービスの質的向上につなげている。
会社概要
三井不動産リアルティ中国株式会社
本 社:広島市中区中町9-12 中町三井ビルディング7階
設 立:1992年11月11日
資 本 金:1億円
売 上 高:60億5500万円(2025年3月期)
従業員数:191人(2025年4月1日時点)
事業内容:不動産仲介事業、駐車場事業、販売受託事業、不動産賃貸事業など
T E L:082-242-3000
U R L:https://www.mf-realty.jp/index.html
※2025年9月当時の情報です。